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乳ガン再発治療中 肺転移、肝臓転移、縦隔リンパ節、骨転移、どれも多発性の厳しい状況ですが、毎日を前向きにそして楽しい事を見つけて日々を送っています。


by mami-cat829
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ヘヤースプレー

昨日は冬用の衣替えをしました。衣替えでの埃の影響なのか、鼻水とクシャミと咳に悩まされ夜はかなり辛かった。
今朝起きたら鼻水も止まりやれやれです。でも昨日のしんどさが頭をかすめ、衣替えの続きは今日は中止をしました。
抗癌剤投与までに楽しめる事は楽しもうと思っているので、パソコンの映画の評価がよかったヘヤースプレーを今日観に行く事にしました。

髪をヘヤースプーで固めるのが流行っていた、1960年代のまだ人種差別の残るボルチモアを舞台にしたミュージカル映画です。
人種差別も深刻にならず、悪役も出ない(唯一憎まれ役はミシェル・ファイファーの親子役位です)軽快な音楽とダンスが満載のハピーコメディでした。
太った母親役のジョントラボルタも、男とは思えない演技で違和感が無いのです。さすが役者!と感心しました。
脇役も個性的な人が多く、優しい父親役には悪役の多いクリストファー・ウォーケン。
テレビ司会者役のジェームズ・マーテンズも、60年代にはこんな男性はいたよね、と思わせる演技で私の私的感想ではハマリ役と感じました。
人種差別と戦う女性のクイーン・ラティファの声量と歌のうまさにも圧倒されました。
ミシェル・ファイファーも嫌味な母親役を、悪役にならない程度のコミカルさで演じていたのも良かったです。
主役の女の子がオーデションで選ばれたとの事です。太っていてもキュートで歌もうまく、よく適
役の女の子を見つけたと、1000人の中から見つけた監督に拍手をしたい気持ちです。
音楽とダンスとハピーな気持ちを求めて観る映画なので、映画の内容重視を求めて観る人には物足りないかも知れません。
映画館は普通の日だったので、観客もまばらと言うよりは貸切に近い状態でした。
テレビで観るよりもやはり映画館で観る方が、音楽の音響もダンスの迫力も違います。
時々良い映画があればまた観にこよう。
抗癌剤投与が始まるとどうかな??でも身体が辛くない時は、自分が楽しめる事は免疫力を上げるので映画鑑賞もしよう。

ブログを書き込んでいたら宅急便の人の声がしました。高知のRさんから新高梨が届きました。
新高梨とともにRさんからの心温まる手紙がはいっていました。
いつもいつも暖かい励ましの言葉と、気遣いの溢れる手紙です。可愛い便箋に5枚も愛が詰まっています。。。私の心の栄養になりました。ウルウル。。(梨は身体の栄養にさせてもらいます。。)
Rさんも風邪が長引いているとか、、、今年の6月に初期の肺がんを手術しているので、私の術後の時のような無理はしてほしくない、と言うのが私から言える唯一のアドバイスです。
by mami-cat829 | 2007-10-23 19:13 | 映画