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乳ガン再発治療中 肺転移、肝臓転移、縦隔リンパ節、骨転移、どれも多発性の厳しい状況ですが、毎日を前向きにそして楽しい事を見つけて日々を送っています。


by mami-cat829
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三朝温泉のプチ湯治を振り返って。

今日2回目の三朝温泉から帰ってきました。
前回三朝温泉に来た時は、食べた物を殆んど嘔吐していて体重は7月から9k減になって
いました。歩くのも力が入らず食後毎に嘔吐する私を見て主人は『本当に温泉に行けるん
か?』と言いました。(実際ブログを更新する為にパソコンのある2階に上がるのもしんどい
状態でした。)

でも私はこのまま家に居たらもっと悪くなる、こんな状態だからこそ三朝温泉に行んじゃ!
に、主人は『お前はどんなに体調が悪くっても、いつも前向きだから助かる、、、これで弱音
とか悪い方ばかり考えて落ち込んでいたら、こっちが参ってしまう』と言いながら三朝に行く
用意をしてくれました。
嘔吐は三朝に行く朝も治まらず、胃薬を持参しましたが縦隔リンパの悪化で喉の通りが
が未だに悪いので、宿に行く途中でドリンクの胃薬のソルマックを買って行きました。
このソルマックが私には良く効いて、食事は1/3程しか出来ませんでした嘔吐する事が
一度も無く体力的にも随分楽でした。

今回の宿は内風呂以外にオンドル、地下から湧き出る源泉、蒸し風呂と違った楽しみも出来
て一日を退屈しないで゜過ごせました。
蒸し風呂はとても熱くて風呂に入れる温度ではありませんでした。
浴槽の周りのタイルも熱いので木のスノコを全面敷いていました。椅子に腰掛けているだけ
で汗がタラタラ出て時間制限50分の所を20分も居れませんでした。

湯治プランでも一般旅館なので、湯治客向けでは無い面も多々あります。
食事の量が半端でなく多くて、いつも殆んどお腹が空かない私には拷問のようでした。
健康な主人も食べきれない程の量でした。
それに散歩、お昼の食事など出かける度に鍵を渡し、靴を出してもらうのも面倒でした。

湯治客を泊める宿はどの宿も、平日の宿泊限定で2人での宿泊が基本でした。
今回泊った旅館は今日帰る時に、一人での宿泊でも良いです。
朝食付きで夕食無しでも大丈夫ですよ。と宿の人から言ってくれました。
(私が食事の大半を残していたので、宿の人から気を利かせて言ってくれたみたいです。)
ここなら一人でも良いとの事なので、約束手形をもらったみたいな気持ちになりました。

縦隔リンパの悪化も良くなっていないし、声も益々かすれて人に伝わりにくい、咳もまだ
治まらなく今迄で一番状態も良くないので、抗がん剤とラジュウム温泉を併用して治療を
する事にしよう。
今が一番の頑張りどころと思っています。
ここまでいろんな症状が出ると、これから先の治療費を考えるより、この状況から脱却する
為にも今の自分の為にお金を使おうと思っています。

2回の三朝温泉で体調も以前に比べて体重も1.5k増え、歩くのもサッサッとまでは行きま
せんが、今回はゆっくりでも三朝温泉の遊歩道を朝夕散歩出来るまでになりました。

少し元気が出てくると福島にある『やわらぎの湯に』に湯治に行こうかと考え始めました。
玉川温泉ほど有名ではありませんが、ラジュウム温泉でホームページを見て『やわらぎの
湯』の良さを改めて感じました。
湯治客の宿泊施設もあるので、落ち着いて湯治が出来そうです。
今が私の頑張りどころだと、自分の症状を客観的に見ても感じています。
元気な時は新玉川温泉迄、岡山から8時間以上かけて一人で行きましたが、あの時ほど
の体力がありませんが、今なら荷物だけ先に送って何と『かやわらぎの湯『』に行けそうな
気がします。
来週の抗がん剤の様子を見て、それから考えてみようと思っています。
一度だけの人生だから、何でも試してみて後悔の無い人生にする為にも行ってみよう。。。
by mami-cat829 | 2008-09-20 15:55 | 日々の事